Member 03
歴史と時代をつくるメンバー
G7広島サミット、
軽井沢外相会合チーム
に参加。
プリンスを代表し、
外交の場で働く誇り。
運営職
料飲部門
2019年入社
私の仕事
My job description
料飲部門（宴会）の仕事は、パーティーや宴会などの宴席、講演会、会議、婚礼などにおける、接客やお料理のご提供、会場のセッティングなど。会や宴席の内容、目的によって、仕事内容は大きく変わります。スーパーバイザーの役割は、直接、お客さまと打ち合わせをして、宴席の趣旨を的確に把握すること。それをミーティングでスタッフに徹底し、当日の進行状況やアクシデントに臨機応援に対応することです。数百人単位のお客さまをお迎えすることも多く、チームワークで動きます。
Reason why I’m here
私とプリンスホテル ―入社動機―
チームワークで宴席を
成功させる様子に、
部活のような高揚感を感じた。
野球部だった学生時代に、ザ・プリンス パークタワー東京の宴会場を利用する機会があった。「宴会場の華やかさ、働いている人たちの姿を見て、ここで働きたいと思いました」。アルコールを飲まないことを察すると、声をかけなくてもウーロン茶が運ばれてくる一流のサービス。仕事の幅広さにも驚いた。「食事の提供だけでなく、照明やマイクの調整もするし、アルバイトスタッフに次々と指示を出していました。チームワークで取り組む様子に、『部活のようだ』と共感したし、自分の強みであるコミュニケーション能力を活かせる仕事だと思いました」。
Pride in My job
プリンスホテルで働く誇り
G7の会場に、
各プリンスから
精鋭が集結。
最高のサービスで、
国際会議を成功させる。
2023年5月、G7広島サミットが開催された「グランドプリンスホテル広島」に、彼の姿があった。プリンスホテルは、海外VIPが集まる国際会議の会場になることも多く、全国から料飲部門（宴会）の精鋭が招集されるのだ。「広島のほかに、軽井沢でのG7長野県軽井沢外務大臣会合にも行かせていただきましたが、勉強になることばかりでした。プリンスホテルの一員として、日本を代表してサービスを提供することに、大きな誇りを感じました」。国際社会における重要な課題を話し合うG7では、ワーキングディナー、ワーキングランチがメインとなり、会議中に話しかけたり、音を立てたりすることは許されない。「進行の邪魔にならないように、5人いれば5人、10人いれば10人の料理を合図と共に一斉に出し、一斉に下げます。事前にお料理やお飲みものの好みについての資料を熟読し、誤提供がないように気をつける必要もあります」。会議の開始時間が変更になったり、欠席予定のVIPが、突然出席になったりする場合もある。「咄嗟の事態に、慌てず冷静に、どう対処するか。先輩たちの判断力に、舌を巻くことばかりでした。G7が無事に終わり、各国の大統領、首相が帰る際に、『Thank you』と言って握手をしたり、一緒に写真を撮ってくれたりしたとき、大きな手応えを感じました」。
My Dreams and Challenges
次の夢と挑戦
あらゆるサービス方法を経験し、
いつかは、
大規模な宴席を仕切りたい。
G7広島サミットのサービスに携わった彼は、「チームを仕切った品川プリンスホテルの料飲部門（宴会）の支配人に、感銘を受けた」と話す。「状況に応じて最高のサービスを提供できる能力の高さや、外務省担当者、プリンス各ホテルのスタッフとのネットワークの凄さなど、どうすればあの領域に到達できるのか、想像もつかないくらいです」。会議全体と参加者一人ひとりの両方に目を配り、「あそこはこうしたほうがいい」という一言で、即座に全スタッフが動き、会議を成功に導いていく手腕。「事前ミーティングでの伝え方も的確で、実際の進行が頭の中に描けるようでした」。いつかは自分も…。そのためには、あらゆるサービス方法を経験し、人脈を構築し、知識の引き出しを増やしていきたいと、笑顔の奥で目を輝かせていた。
職種TOPIC
ザ・プリンス パークタワー東京の
大広間は、
最大で3,600名規模の
宴席が可能。
ザ・プリンス パークタワー東京には、“スパン”と呼ばれる7つの大広間がある。彼は、その2つをつなげた2スパン800名ほどの宴席を手掛けたことがある。直径2メートルの丸テーブルを90卓並べた立食形式で、アルバイトも含め、スタッフ100名を統率した。「アクシデントも起こりますが、経験値を駆使して解決策を導き出すのも、謎解きのようでやりがいがあります」。全7スパンを使用すれば、最大で3,600名での利用が可能だ。